ドラブロ ーバス運転士の徒然日記ー

バス運転士が日常の気になったコトやモノについて書き綴っています

JR西日本の時差通勤ポイントサービス「ICOCAでジサポ」が来年3月まで延長されます

皆さんはICカード定期券をご利用でしょうか?
僕も基本的には電車通勤なのですが、バスと電車の連絡定期券を利用しているため、いまだに磁気カードの定期券です。

しかし、ICカード定期券を利用されている方にはちょっと嬉しいサービスが去年から始まっているのをご存じでしたか?
それが、JR西日本が実施している「ICOCAでジサポ」です。

2023年3月末まで延長が決定した「ICOCAでジサポ」

2023年3月末まで延長が決定した「ICOCAでジサポ」(画像:西日本旅客鉄道株式会社)

www.jr-odekake.net

ICOCA定期券で時差通勤をするとお得に!

このサービスは2021年4月1日から始まったサービスで、当初は2022年3月末で終了予定でした。
ICOCA定期券を使って平日朝の9時15分から10時30分の間に決められたエリア内の着駅を出場した場合、ポイントを付与するサービスです。
2022年4月1日からは対象の時間が平日朝の9時から10時30分に拡大され、さらにポイントをもらえる機会が増えました。

去年始まった時には、ポイントは1回ごとに20ポイントで、それに加えて、毎月10回、15回の時差通勤の利用でそれぞれ30ポイントを加算する仕組みでしたが、2022年4月からは1回ごとに30ポイントに変更となりました。

さらに、2022年4月1日(金)~5月31日(火)までの期間限定で、合計400名(各月200名)にICOCAポイントが3,000ポイント当たるキャンペーンも実施されています。
対象者は、利用前日までにICOCAポイントサービスの利用登録を完了した人(スマートICOCAの場合は利用登録必要なし)の中で、「ICOCAでジサポ」を月8回以上利用した人です。

2022年4月1日~5月31日まで開催している「ICOCAでジサポ」のキャンペーン

2022年4月1日~5月31日まで開催している「ICOCAでジサポ」のキャンペーン
(画像:西日本旅客鉄道株式会社)

対象となるエリアと注意事項

この「ICOCAでジサポ」を利用するには、下記の対象着駅で降りる必要があります。

ICOCAでジサポの対象着駅

ICOCAでジサポの対象着駅(画像:西日本旅客鉄道株式会社)

基本的には大阪市内中心部へ通勤する人を対象にしているようですね。

対象となる発駅は、上記の着駅からICOCA定期券を発売できる範囲の駅ということですが、大半の人が約100㎞圏内からの通勤客ということで対象になるようです。

その他にも

  • ICOCA定期券区間内の駅相互間を自動改札機で入出場した場合に限る
  • 定期券区間外の乗車、のりこし精算機での精算は対象外
  • 同一駅での入出場は対象外

といった注意事項があります。

また、新大阪駅での利用についても注意が必要で、

  1. 新大阪駅まで在来線を利用して、乗換改札口から新幹線に乗り換える場合
  2. 新大阪駅まで新幹線を利用して、在来線に乗り換えしない場合

には、ポイント付与の対象外となるようです。

ICOCAでジサポ」のポイントは1か月間(1日~末日)で集計し、翌月中に付与されます。
また、ポイントを貰うためには、ICOCAポイントサービスの利用登録(無料)が必要で、利用登録すると当月分の利用から集計が開始されます。
一度登録したら翌月以降の再登録や、既に登録済みのICOCAの再登録も不要です。

毎月の獲得ポイントの上限は450ポイントになります。
列車の遅延時を含め、対象着駅の自動改札機の出場が対象時間外となる場合にはポイント対象にはならないとのことなのでご注意ください。

コロナ禍で少しずつ定着してくるかと思った時差通勤ですが、まだまだ定着には程遠い状況ですね。
こういったお得なサービスをきっかけに、どんどん新しい通勤のスタイルが広がってくれると面白いですね。