ドラブロ ーバス運転士の徒然日記ー

バス運転士が日常の気になったコトやモノについて書き綴っています

ダイキンが推奨するエアコンの節電のコツ

猛暑が続き、政府が企業などに節電を要請する中、ダイキン工業が「電気代を抑えながら快適に過ごすエアコンの上手な使い方」と称して、エアコンの節電方法をPRしています。

www.daikin.co.jp

帰宅したらまず部屋の換気

外から帰ってきて、部屋の中の空気が外よりも暑いと感じたときは、すぐにエアコンのスイッチを入れるのではなく、まずは、窓を開けて部屋の換気を行いましょう。
猛烈な熱気を部屋の外に逃がしてからエアコンをかけると無駄な電気を使わず、すばやく効率的に部屋を冷やすことができます。

帰宅したら部屋の換気を

帰宅したら部屋の換気を(画像:ダイキン工業株式会社)

窓を開けて換気をする時は、1か所の窓だけでなく、2カ所の窓を開けることで空気の通り道ができて効率的に熱を出すことができます。
2つの窓は対角線上にあるとさらに効率的だということです。

対角線上にある窓を開けると効率的

対角線上にある窓を開けると効率的(画像:ダイキン工業株式会社)

これは、炎天下に駐車していた車に乗り込む時にも言えることですよね。
まずは、室内や車内にこもっている熱気を逃がしてからの方が、エアコンの効きも早く、良くなります。

風をつくって体感温度を下げる

エアコンから少し離れたところが暑いからといって、リビングのエアコンの設定温度を下げるのはやめましょう。
エアコンの冷たい空気を遠くすばやく送れるよう、扇風機やサーキュレーターを活用しましょう。
エアコンから来る風を背にして、風を送る方向に扇風機を向けてあげると、冷たい風をさらに遠くに送ることができます。

扇風機やサーキュレーターを併用すると効果的

扇風機やサーキュレーターを併用すると効果的(画像:ダイキン工業株式会社)

人間は同じ温度でも風があたると涼しく感じることを体感温度といいます。
エアコンの設定温度を下げるよりも、エアコンの風量を強くする方が使う電気代が少なくなるのでおすすめです。
また、扇風機を一緒に使うことでも同じ効果が得られます。

風をつくって体感温度を下げる
風をつくって体感温度を下げる
風をつくって体感温度を下げる(画像:ダイキン工業株式会社)

この時、扇風機の風は弱い風量でも続けてつけておくとより効果的です。
ただ、扇風機と人の距離が近いときは、弱い風量でもからだが冷えてしまうことがあるので、風が強くて気になる方や寝室で使う場合には、扇風機の風を壁や天井に当てて、跳ね返ってきたやわらかい風を利用するのがおすすめです。

最近はサーキュレーターの売れ行きも良いみたいなので、皆さんこのような節電を意識されているのかもしれませんね。
また、暑いと感じた時に設定温度を下げるよりも風量を強くする方が効果的というのも、最近では知られてきた節電方法かなと思います。

温度ムラを解消して効率的に室内を冷やす

エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込んで、冷たい空気を部屋に吐き出します。
冷たい空気は下へたまりやすくなっています。
部屋の中に上が熱くて下が冷たい温度むらができていると、エアコンが「設定温度になっていない」と勘違いをして必要以上に部屋を冷やし、余分な電気を使うことがあります。

温度ムラの解消が効果的

温度ムラの解消が効果的(画像:ダイキン工業株式会社)

温度ムラを抑えるためには、風の向きを上向きか、もしくは水平方向に調整して、冷たい空気が上から下に循環するようにしましょう。
エアコンとあわせて扇風機を使って室内の空気を混ぜるのも有効です。
また、空気清浄機を持っている場合、風量を強くして使用するのも効果的です。

資源エネルギー庁のデータ「エネルギー白書2011」によると、東京電力管内の場合、平日の午後2時が最も電力使用量が多い時間帯だといいます。
業種別と用途別で電力使用量を推計したところ、「オフィスビル」(40%)、「空調」(48%)という結果が出たそうです。
コロナ禍で近年は在宅勤務が普及しているため、オフィスワーカーだけでなく、在宅ワーカーも含め、空調の電力使用量を削減することが大きな節電につながるということですね。