ドラブロ ーバス運転士の徒然日記ー

バス運転士が日常の気になったコトやモノについて書き綴っています

大学3年生の半数超が普段の生活で「SDGs」を意識しています

就職情報サイトを運営する株式会社学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「SDGs」をテーマにしたインターネットアンケートを実施しました。
その結果、普段の生活の中で「SDGs」を意識していると回答した学生が半数超となりました。

半数以上の学生が普段の生活の中で、SDGsを意識

今回の調査の背景として、脱プラスチックや食品ロス削減などサステナブル商品への関心が高く、企業はZ世代(2022年時点で20代前半から11歳前後の人)を意識した商品開発やコミュニケーションを展開し始めていることから、Z世代にあたる2024年卒の学生は「SDGs」についてどのように考えているのか調査したそうです。

調査は「あさがくナビ2024」へのサイト来訪者を対象に、Web上にてアンケートを実施。
調査期間は5月9日~16日で、有効回答数は595人という内容での調査結果です。

(画像:株式会社学情

普段の生活の中で「SDGs」について意識すると回答した学生が半数を超え、52.4%となりました。
意識している内容としては「エコバックを利用する」「マイボトルを持ち歩く」「食品ロスを防ぐために、食べ物は食べられる量だけ購入する」「買いたい製品の金額が同じくらいなら、より環境に配慮した製品を選ぶ」など、環境負荷に配慮しているという声が多く寄せられました。

僕も以前から食品ロスを減らすことに協力できればと思い、スーパーでの買い物時は賞味期限や消費期限が近いセール品や、商品棚の中から期限が近いものを敢えて選ぶようにしています。
また、エコバッグについてはレジ袋の有料化から意識して持つ人が増えましたよね。
僕はわざわざエコバックを買うことはしていませんが、スーパーやコンビニで1枚3円くらいで売られているレジ袋を破れる寸前まで使い続けるようになりました。
これも、ゴミを減らすという意味でSDGsに貢献できているのかなと思います。

SDGs に取り組む企業に「好感が持てる」と回答した学生が9割に迫る

SDGs」に取り組む企業に持つ印象について「好感が持てる」という回答が56.0%、「どちらかと言えば好感 が持てる」との回答が32.8%となりました。
約9割の学生が「SDGs」に取り組む企業に好感を持っていることが分かります。

(画像:株式会社学情

SDGs」の17のテーマについて、企業が取り組んでいるとより好感が持てるものは「ジェンダー平等を実現しよう」が54.6%で最多。
次いで「人と国の不平等をなくそう」が46.2%、「住み続けられるまちづくりを」が44.4%と続きました。
ジェンダー平等を実現しよう」を回答した学生からは「男性らしい、女性らしいといった言い方をしないようにしている」「ジェンダーに関わらず、個人がその人らしさを発揮できることが大切だと思う」などの声が寄せられています。

(画像:株式会社学情

最近では、就職面接に来た学生から「御社はSDGsに取り組んでおられますか?」という質問があったりもするようです。
大量生産・大量消費の時代から、持続可能な社会を実現する時代へと時代の転換点にいるんだなという感じがしますね。

この流れがいい方向に進むのか、悪い方向に進むのかはまだ予想できませんが、SDGs自体は「2030年までに達成を目指している持続可能な開発目標」となっていますので、大きな流れはこういう風になっていくんだろうなと思います。
時代の流れに取り残されないように、しっかりと様々なところにアンテナを張り巡らせないといけませんね。