最新の貨幣製造計画で10円玉の製造が過去最少になる見通しです
先日の朝のラジオ番組で紹介されていたニュースですが、財務省が発表した今年度の貨幣製造計画において10円玉の製造が過去最少になる見通しとのことです。
財務省が発表した2022年度の貨幣製造計画によると、10円玉の製造枚数は過去20年間で最少になる見通しとなった。キャッシュレス決済やインターネット通信販売が普及し、通貨の使用が減っているためとみられる。
22年度の製造枚数は前年度実績よりも約3割少ない1億200万枚を見込んでおり、20年前の2割程度の水準となった。1円玉や5円玉、50円玉は21年度以降、収集家向けの「貨幣セット」を除き製造していない。
千円~1万円の紙幣3種類は現行の紙幣に加え、24年度に流通開始予定の新紙幣も製造を始め、計29億枚を見込む。新紙幣は計15億枚で、渋沢栄一の肖像画を採用する新1万円札は6億枚、津田梅子の新5千円札は7000万枚、北里柴三郎の新千円札は8億3000万枚を予定している。
記事引用元:読売新聞
番組内でラジオDJさんが驚いていましたが、2021年度以降は1円玉や5円玉、50円玉は製造していなかったんですね。
また、収集家向けの「貨幣セット」なるものがあること自体も初めて知りました。
確かに、キャッシュレス決済システムが普及してからというもの、現金を使う機会は少なくなってきている気がします。
一度使ってしまうと、その便利さが忘れられないんですよね。
しかも、最近は税金や保険料もクレジットカードやPayPayで払えたりするので、なおさらですね。
今、日本で主に使われているのはクレジットカードや電子マネー、QRコード決済だと思われますが、それだけでもざっと25種類以上の種類があります。
皆さんが使われているキャッシュレス決済も一つは入っているんじゃないでしょうか?
ちなみに、僕の場合はクレジットカードはVISAとJCB、電子マネーは楽天EdyとICOCA、QRコード決済はd払いと、一応全ての種類に対して1つか2つの決済方法は持っている感じですね。
2024年からは新紙幣の流通も始まるとのことなので、キャッシュレス決済の浸透だけでなくそちらの動向も気になるところですね。