貸切ツアーの電車に爆破予告をした少年が逮捕されました
2022年5月7日(土)、ツイッター上に電車の爆破予告を書き込んだとして19歳の少年が逮捕されました。
JR車両に爆弾を仕掛けたとする書き込みがツイッター上に投稿された事件で、大阪府警曽根崎署は7日、威力業務妨害容疑で大阪市のアルバイトの少年(19)を逮捕した。少年は容疑を認めており、同署が動機についても調べを進める。
同署によると、少年は4日午後、JR倉敷-大阪駅間を走る電車に爆弾を仕掛けたとする書き込みをツイッターに投稿し、業務を妨害したとしている。
標的となったのは旅行会社が貸し切った車両で、府警はツイッターアカウントを調べるなどして少年を特定した。
同署は同日午後7時15分から約40分間、車内などを調べたが、不審物は発見されなかった。その間、ホームにいた一部の利用客が避難するなど一時騒然となった。
記事引用元:産経新聞
事件の発端は4日午後に投稿されたツイート
今回逮捕された少年は、2022年5月4日(水・祝)の午後にJR西日本の電車に対して「爆弾を仕掛けた」とするツイートを投稿しました。
その電車は午後7時頃に大阪駅に到着する貸切列車で、大阪駅に到着後、ホームにいた利用客を避難させて不審物の捜索が行われるなど、現場は一時騒然となったようです。
こちらの出来事も新聞記事になっていました。
JR大阪駅に到着する電車の爆破予告が4日夜、ネット上で発見され、大阪府警曽根崎署員が車内などを確認したが、爆発物は見つからなかった。同署は悪質ないたずらの可能性もあるとみて調べている。
同署やJR西日本によると、倉敷-大阪駅間を運行していた電車に、爆弾を仕掛けたとする書き込みがツイッター上に投稿された。この電車は旅行会社が貸し切っていたという。同署は大阪駅に到着した午後7時半ごろから車内などを調べたが、不審物は発見されなかった。
車内を調べる間、ホームにいた一部の利用客が避難し、一時騒然となったが、運休などの影響はなかった。
記事引用元:産経新聞
投稿からわずか2日での逮捕
今回の爆破予告では、大阪府警がわずか2日で犯人を特定し、逮捕するに至っています。
本人からすれば、軽いいたずらの気持ちで書き込んだのかもしれませんが、そんな理由では済まされないほどの騒ぎになりました。
インターネット上の犯罪に対して、日本の警察の対応力は遅れていると言われていますが、今回の報道を見ると年々捜査能力が向上しているんだなと感じます。
もちろん、本来であれば翌日に逮捕されるなどのスピード感が求められるのかもしれませんが、5~10年前までの犯人の特定にも至らないというレベルに比べると段違いですよね。
これからも、さらなる捜査レベルの向上に期待したいと思います。