ドラブロ ーバス運転士の徒然日記ー

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原油価格が急落して100ドル割れ

5日のアメリカ・ニューヨーク商業取引所で、原油価格の指標となる「米国産WTI原油」の先物価格が急落し、約2ヶ月ぶりに1バレル=100ドル台を割り込みました。
ヨーロッパやアメリカが景気後退に陥り、原油の需要が減るとの見方から値下がりしたようです。

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5日の米ニューヨーク商業取引所で、原油価格の指標となる「米国産WTI原油」の先物価格が急落し、約2カ月ぶりに1バレル=100ドル台を割り込んだ。欧州や米国が景気後退に陥り、原油の需要が減るとの見方から値下がりした。終値は前週末より8・93ドル(8・24%)安い99・50ドルだった。

急激な物価高を抑えるため、欧米の中央銀行は利上げなど金融引き締めを進めている。しかし、引き締めで経済を冷やしすぎて、景気後退に陥るとの見方が出ている。この日に発表された6月のユーロ圏の景況感を示す経済指標が低迷したことをきっかけに、景気悪化の懸念が広がった。また、欧米の株価が一時、大きく値下がりしたことで、投資家がリスク資産から資金を引きあげる動きも原油価格の下落につながった。

記事引用元:朝日新聞

日本のガソリン価格もわずかに下落

原油先物価格の下落に伴うものか分かりませんが、日本国内のガソリン価格もわずかに下落傾向を見せているようです。

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レギュラーガソリンの全国平均価格が5週ぶりに値下がりしました。来週は、補助金がなければ215円近くになると予測されています。

資源エネルギー庁によりますと、今月4日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は前の週に比べて1.3円値下がりして1リットルあたり173.6円となりました。

5週ぶりの値下がりです。

政府による1リットルあたり38.4円の補助で価格が抑制されましたが、この補助がなければ209.8円になるとみられていました。

ウクライナ情勢などの影響で原油の高騰は続いていて、来週は214.6円になると予測されています。

政府の補助金は40.8円に増額される見通しです。

記事引用元:テレ朝ニュース

今回のニュースを見て、あらためて今のガソリン価格が異常なほど高騰していることを思い知らされますね。
13年前の原油高騰の際には、円安が進んでいたわけではなかったのでここまでの高値にはなっていなかったように思いますが、今は原油高騰と円安のダブルパンチでガソリンの平均価格が215円近くまで上がっています。

政府から石油卸売事業者への補助金で、そこまでのイメージはないかもしれませんが、ガソリン税のトリガー条項が発動しても195円近い値段だということを考えると、今の補助金制度もいい方向に機能してくれているなと感じます。