ドラブロ ーバス運転士の徒然日記ー

バス運転士が日常の気になったコトやモノについて書き綴っています

コロナ終息後も継続して行いたいことの調査結果が発表されました

2022年3月15日(火)、ライオン株式会社が2021年「新型コロナウイルス」に対する衛生行動意識調査の結果を発表しました。
この調査は、2021年11月19日(金)~22日(月)に18~69歳の男女600名を対象に実施されたものです。

新型コロナ終息後も継続的に行いたいことは?

感染症対策として「新型コロナウイルス感染症が終息するまで継続して行いたいこと」「新型コロナウイルス感染症が終息しても日常的に行いたいこと」について聞いたところ、「終息するまで継続して行いたいこと」については64%が「外出先で、ほとんどずっとマスクをする」、62%が「こまめに手を洗う」、53%が「店舗や施設の入り口に設置されている手指消毒剤を使う」と回答しました。
ここ数年繰り返されている基本的な感染予防行動が、半数以上の人に浸透している様子が見て取れますね。

コロナ禍が終息するまで継続して行いたいこと・終息しても日常的に行いたいこと

コロナ禍が終息するまで継続して行いたいこと・終息しても日常的に行いたいこと
(画像:ライオン株式会社

「終息しても日常的に行いたいこと」に関しては、「外出先でほとんどずっとマスクをする」が38%、「店舗や施設の入り口に設置されている手指消毒剤を使う」は36%となった一方で、「こまめに手を洗う」の回答率は63%と6割以上の結果になりました。
外出先でのマスク着用や手指消毒液の使用率が減ったのに対して、こまめな手洗いはそれほど減っていません。
個人的には「マスクの着用はみんな抵抗が薄れてきたのかな?」と思っていたので、この結果は意外でした。

手洗いに関しては大人も子どもも不十分!

今回の調査とは別に、子どもと大人各10人について、帰宅後の手洗いの様子を複数回動画で撮影し、「毎回洗っている部位」を観察した調査結果も発表になりました。

手の各部位を毎回洗っている人の人数

手の各部位を毎回洗っている人の人数(画像:ライオン株式会社

その結果、子どもも大人も手洗いが不十分であることが判明。
部位別で見ると、「手のひら」「手の甲」は、子どもも大人も半数以上が毎回洗っていましたが、「指先」「手首」は子どもも大人も毎回洗っている人は少なかったようです。
「指の間」は、子どものみ洗っている人が少ないという結果に。

正しい手洗いの方法

正しい手洗いの方法(画像:ライオン株式会社

思い返してみると、僕自身も指先(爪の中)や手首までとなると、毎回洗ってはいないですね・・・
せっかくこまめに手洗いをしていても、丁寧にすみずみまで行わないと感染対策としては不十分になってしまいます。
手のひらや手の甲だけでなく、モノに触れる機会が多く汚れがつきやすい指先や見落としがちな指の間、手首もしっかり洗って、正しい手洗いを習慣づけるようにしたいですね。