三菱ふそう製の大型観光バスでリコールが発表されました
2022年4月13日(水)に三菱ふそうトラック・バス株式会社が大型観光バスの「エアロエース」「エアロクィーン」のリコールを発表しました。
対象となる車両は、平成31年4月3日~令和3年7月21日に製造された「エアロエース」873台と、平成31年4月5日~令和3年9月27日に製造された「エアロクィーン」137台の合計1,010台です。
今回のリコールの内容と対策
リコールの内容は、スイングドア下側ハーネスの配策が不適切なため、ドア開閉時に当該ハーネスが周辺部品と干渉して過度の屈曲が生じる場合があり、そのままの状態で使用を続けると、当該ハーネス内の配線が断線して電装品(パイロットランプ、サイドターンランプ、ドアガラス熱線ヒータ)が作動不良となり、最悪の場合、異臭・発煙が生じるおそれがあるというものです。
今回のリコールでは、スイングドア下側ハーネスのドアエンジンからドア入口までの配線を新品に交換すると共に樹脂製バンドによる固定を追加し、サービスボックスのロアカバーが樹脂製の車両は、ロアカバーブラケットを対策品に交換するという改善策が取られるようです。
うちの会社でも、ここ数年三菱ふそうの新型車を何台も導入しているので、今回のリコールの対象になっていそうです。
ただ、今回挙げられた内容でのトラブルは未だに起こってないみたいなので、ひとまず安心というところですね。