ウィラーが新しい移動サービス「mobi」を大阪で開始しました

皆さんはウィラーという会社をご存じでしょうか？
10年ほど前に一世を風靡した、高速ツアーバスの最大手だった会社です。

今は制度変更により、高速路線バスとして全国で高速路線バスの運行を行っていますが、「WILLER EXPRESS」の名前が入ったピンク色のバスを見たことがある方も多いのではないでしょうか？
現在はバス事業の他にも、地方ローカル線である京都丹後鉄道を買収して運営したり、旅行代理店やホテル経営なども行う会社になりました。

そんなウィラーが4月１日より、新しい移動サービス「mobi」のサービスを大阪でも提供するようになったというニュースがありました。

trafficnews.jp

「mobi」は2021年6月30日からサービスがスタートしたのですが、最初は京都府京丹後市でのスタートだったので、「誰がこんなところで使うんだろう？」と疑問に思ったりしたものでした。
しかし、この「mobi」を使えば、通勤時の駅やバス停までの移動や、仕事後の子供の保育園への迎えや夕食の買い物、子供の習い事、高齢者の通院やお出かけと、世代を問わず色んな人たちが利用することができます。
また、ワーケーション利用者・移住者がマイカーを所有しなくても快適に暮らせることによる交流人口増も見込めるという、地方活性化の一助を担うサービスだったのです。
しかも、利用料は月額5,000円で乗り放題、同居家族は6人まで一人あたり500円追加で利用できるという破格の価格設定です。

そんな「mobi」も京都府京丹後市を皮切りに、7月1日には東京都渋谷区、12月6日には愛知県名古屋市でサービスが提供されていて、2022年4月1日に大阪市北区と大阪市福島区でサービス提供がスタートとなりました。

大阪エリアのサービス内容は下記の通りです。

サービス提供時間：7：00～22：00
サービス提供車両：乗車定員8名のワンボックス車
サービス料金
- 定額乗り放題プラン（30日間）：1人5,000円
  　同居家族6人まで登録可能で1人あたり500円
  　（例：夫婦2人と子供1人で利用する場合は月額6,000円）
- 回数券プラン（30日間）：5回分1,400円、8回分2,100円
- 都度払いプラン：1回乗車　大人300円、子供150円
決済方法：クレジットカード、口座振替（定額乗り放題プラン、回数券プランのみ）、現金（都度払いプランのみ）
運行会社：さくらタクシー、珊瑚交通、ユタカ中央交通

大阪の都心部に住んでいる方にはもちろんのこと、大阪梅田駅や大阪駅から乗って対象エリア内の目的地に移動する時にも重宝しそうですね。
しかも、今回からは都度払いプランや回数券プランが出たのも使い勝手が向上したポイントです。

しかも、期間限定で「mobiデビューキャンペーン」を実施しているようです。
4月30日（土）までに「定額乗り放題プラン」に登録した人限定で、はじめの30日間は無料で乗り放題、その後の30日間は50％オフの2,500円で乗り放題というもの。
僕がこの対象エリアに住んでいたら、つい契約してしまいそうです(笑)