ドラブロ ーバス運転士の徒然日記ー

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松山市において、再開発事業が進められています

昨日、松山市野志 克仁のし かつひと市長が、JR松山駅前に路線バスや高速バスのターミナルを集約した「バスタ」の建設を目指しているというニュース記事を見つけました。

www.rnb.co.jp

松山市野志市長は、再開発が進むJR松山駅周辺に「バスタ」と呼ばれる新たな交通ターミナルの建設を、目指す考えを明らかにした。
これは30日松山市で開かれた、まちづくりシンポジウムの中で、表明したもので野志市長は「是非、この松山でバスタプロジェクトを、皆さん方としっかりと連携をしながら実現させたい」と語った。
JR松山駅周辺では、県と松山市が4年後の完成を目指し、駅を中心とする2.4キロを高架化する再開発事業を進めている。

「バスタ」は、集約型の公共交通ターミナルのことで、国内では東京の「バスタ新宿」が稼働している。「バスタ」は、バスターミナル機能の他にも災害時に帰宅困難者に食料を供給する防災拠点などの機能を持ち、国費で建設される。

松山市は、早ければ今年5月までに県やJR四国、伊予鉄道などで構成する第三者検討会を設置し、国の事業化を目指す方針。


記事引用元:南海放送

記事に書いてあるように、現在日本で稼働しているバスタは東京の新宿にある「バスタ新宿」ですね。
JR松山駅前に新しくバスタができるとすれば、四国地方だけでなく西日本初となりそうです。

ただし、松山市にはもう一つ大きなターミナルがあって、それが伊予鉄道の「松山市駅」です。
伊予鉄道の市内(路面)電車や郊外電車だけでなく、路線バスや高速バスのターミナルもあり、いよてつ高島屋といった百貨店もある名実共に松山市で一番のターミナル駅です。
実は、こちらの松山市駅の再開発事業の計画が進められており、こちらは今年から工事が始まる予定となっています。

www.fnn.jp

松山市は23日、市駅前広場の再開発事業について、車の降車場所の増設や芝生広場の設置などを盛り込んだ新たな整備計画を示し、協議会で了承されました。

松山市は23日、市駅前広場の再開発事業について交通事業者などと作る協議会を開き、去年実施した社会実験の検証結果を踏まえて作成した新たな整備計画案を提案し了承されました。

新たな計画案では市駅の西側に身体障がい者専用の車の乗降スペースを設置、一般車やタクシーの降車スペースを東側に新設します。

また、放置自転車対策として、松山市役所第4別館前にある既存の駐輪場を2階建てに建て替え、中の川通りにも路上駐輪場を設置します。

このほか、市内電車の電停を松山市駅のすぐ前に移動することで生まれる空間に、芝生を使った広場を設けることなどを新たに盛り込んでいます。

再開発は今年中に着工して2026年中に完成する見込みです


記事引用元:テレビ愛媛

松山市内の2つの大きな駅の再開発事業で、2026年以降に松山市がどのように変わっていくか楽しみです。